看護師をしている彼女さんが、クリニックへ転職したいけど・・・と相談してきたら、どう答えてあげますか?
いんじゃない?と何も知らずに応えると、病院勤務よりも忙しくなり平日は残業で会えないなんてことになりますよ。がんばっている彼女の気持ちに応えるためにも、少しだけクリニックについて知識があるといいかなと思います。

クリニックという響きに惹かれて、クリニックに入職をしたいと考えるようになる方がいるのではないでしょうか。

普通に病院勤めをするもの悪くはないけれど、クリニックのほうが何だか最先端な所で働いているという高級感を感じるという理由で、クリニックにこだわることも考えられると思うのです。実際、大学病院で救急医療を専門に活躍していたドクターが、脳神経外科や心臓血管外科を開業するケースが増えている。専門に特化したクリニックは看護師もドクターが認めたエキスパートばかりです。

クリニックに入職する日が近づくにつれて、頭の中に、ナース・バイタルサイン・カテーテル・CT・・・片仮名で呼ぶ看護に特化した用語を思い浮かべることが往々にしてあるのではないでしょうか。入職前の緊張感は尋常ではないと思います。初日から第一線で活躍しないといけない。ましてや勤務先は専門クリニック。朝から大勢の患者さまが待っています。

クリニックは、のんびり・わきあいあい・癒しなんてイメージするのは、少々ナンセンスです。
少数精鋭で、できることは120%の力で挑まなければなりません。もしも彼女や知人がクリニックへの転職を考えているならば、できるだけ自信がある分野にすることをすすめてあげましょう。